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質問 瓦
屋根・瓦のこんな状態が注意
リフォームとは「新築以外の増築、改築、模様替えなどの工事を総称した和製英語」(彰国社刊、建築大辞典第2版)。
屋根工事に関して言えば、@屋根材の葺き替え(全面、または一部)A屋根材の葺き直し(同)B屋根の塗装C雨漏り補修などに分かれます。
さらには雨樋の改修や換気工事、天窓、ソーラーシステムの取り付け工事といった、屋根に関係する別途工事まで含みます。
「葺き替え」と「葺き直し」の違いは?
「葺き替え」はすでに葺かれている屋根材を新しい屋根材に葺き替えることです。
「葺き直し」はズレたり、ういたりしている部分を施工し直すことで、新しい屋根材を全く使わない場合や、一部新しい屋根材を補充する場合があります。
補充する場合は同じ屋根材でも寸法互換性に気をつけて施工されています。
屋根の葺き替え工事には立地条件とか、工事内容の違いが工事代金に反映されるのですか?
当然です。材料の搬入・搬出をするとき、狭小地などでは人手がかかります。
そうした立地条件では割高になります。
また、下葺材のグレードを上げたり、耐震・耐風工法で屋根を強化する場合などでは割増料金になるでしょう。
葺き替えで使う屋根材によって工事代金は異なるのでしょうか?
その通りです。
住宅に用いられる屋根材は多種多様です。
したがって工事内容の違いに加え、屋根材価格の違いも葺き替え工事代金に反映されます。
突然、リフォーム工事業者と名乗る男がとやってきました。任せてもいいのですか?
地元の建築業者や屋根工事店に相談するのが一番です。
修理とは名ばかりのことを強引にされ、法外な工事代金を請求されるケースが増えています。
店名もでたらめ、名刺の住所、電話番号もインチキ・・・。悪徳業者に注意しましょう。
葺き替え工事を頼んで、実際に工事が始まるまでどのようなやり取りがあるのですか?
普通は仕事にかかる前に工務店による下見があります。
屋根に上がって状況をチェックし、ユーザーの要望を聞いてから見積もりが提出されます。
新築と違い、古い屋根材の卸作業などもありますから、見積もりが細かくなって当然です。
条件が合えば金額、支払い方法などが決定します。
いつから工事を開始し、いつ終わるかが決まります。
近隣への気遣いをするのであれば安心でしょう。
ちょっとした修理の場合でも書面による契約ということを忘れないで下さい。
屋根リフォームの流れはこちらから
屋根材の種類や色は選べるのでしょうか?
もちろんです。
屋根材の種類は豊富です。また、様々な色彩、形状も用意されています。
屋根工事店の中には要望を聞いたり、カタログを提示して具体的な屋根材、色の提案をしてくれるかもしれません。
葺き替え前と葺き替え後の屋根材は同じ材質、形状でなければいけないのですか?
そんなことはありません。
屋根材が葺き替え前と後で異なっても基本的にはかまいません。
ただ新たに葺かれる屋根材が住宅構造・デザインにあったものかどうか、確認しなければ
なりません。その判断は屋根工務店や建築業者が行うはずです。
葺き替え工事期間はどのくらいですか?
天候にも左右されますが、好転が続いて連日行った場合、たとえば粘土瓦の全面葺き替え工事だと100u程度の屋根で、おおよそ1週間と言われます。
古い屋根材をめくり、屋根の下地に異常が無ければ、古瓦卸から実質的な作業がスタートすると考えて下さい。事前に書面などで確認しておいたほうがいいでしょう。
工事中に雨が降ってきたら、家財は濡れてしまうのではと心配です。
屋根工事店の多くは天気予報を常に頭に入れて仕事に当たりますし、また古い屋根材を降ろした後でも下葺材が施工されているので、雨漏りの心配はありません。
それでも万が一、工事中に雨漏りさせて天井や壁、家具などを汚してし合った場合、全瓦連の第三者賠償共済制度の加入業者であれば、保険会社から屋根工事中の第三者(対人・対物)に対する賠償が保障されます。
吹き替えで出た古い瓦屋土、資材などは誰が始末するのですか?
事業者負担が原則です。
葺き替え工事の元請が屋根工事店なら、屋根工事店がすべて持ち帰ります。
見積もりに「廃材処理費」の項目が入っている業者は信頼の置ける屋根工務店と言えましょう。
屋根のリフォームでもローンを使えますか?
融資制度には住宅金融公庫融資、年金住宅融資、財形住宅融資、自治体融資と言った
公的なものと、一般金融機関などが行う民間のものがあり、原則として屋根の葺き替えや
週算に対して融資を行っております。
また粘土瓦産地(島根県など)が金融機関と、屋根工事店がクレジット会社と提携する融資制度もあります。ただ申し込み資格や融資制度額、金利、返済期間など条件はそれぞれ異なりますので確認しましょう。
屋根の状態を自分の目で確認したいのですが?
素人の方は屋根に上らないほうがよろしいでしょう。
第一の理由は高所で非常に危険だからです。また、屋根の上の歩き方を知らないがために
屋根材を傷つける可能性もあります。
できれば屋根の上には上がらずに、信頼できる屋根工事店に相談することをお勧めします。
新たに葺き替える屋根材は軽いほうがいいのですか?
屋根材の重量だけで良し悪しはいえません。
屋根材の重量に見合った構造躯体であれば問題は起こりにくいのです。
柱の太さや屋根の組み方と言った住宅の構造、また住宅の老朽度に合わせて適当な重さの屋根材を選べばいいのです。
老朽化が進んでいる場合は住宅の柱また住宅そのものを改築する必要が出てくるかもしれません。最終的な判断は、建築士などの専門家の判断をあおぐひつようがあります。
参考までに、あの半身・淡路大地震で倒壊した住宅の多くは、住まいの構造が建築基準法通りになっていなかったものや、柱の根元のシロアリ被害、老朽化などが倒壊の原因だったとの報告があります。
瓦屋根の棟が最近、横からよがんで見えます。棟だけ新しくしてもらいたいのですが。
棟だけのリフォームも可能です。
棟のゆがみは棟の瓦を固定している土が乾燥し、内部で崩れたりしたときに引き起こすことがあります。そのままにしておくと棟自体が崩れてしまい、雨漏りの原因にもなります。
屋根工事店はさまざまな緊結材料を使って棟を積み直します。新しい棟の瓦を補充する場合もあります。ちなみにJ形の屋根で古い棟瓦を使って積みなおした場合の工事代金の目安は、首都圏において棟瓦4段積みでおおよそ1m当たり1万5千円前後といわれます。
これはしっくいや緊結材の代金も含まれています。ただし、工法や材料などによって幅があります。
自宅の屋根を全面的に葺き替えたいのですが、鬼瓦だけは再利用したいのですが・・・。
基本的に鬼瓦の再利用はその他の瓦を一部だけ葺き替えるのと同様、可能です。
ただし棟の段数に合わせて大体の鬼瓦の大きさが決められていますので、工務店に相談してみましょう。価格は鬼瓦によってまちまちです。一例を上げれば「カエズ又ギ鬼」という普及タイプの鬼瓦で寸法が7寸の場合、製品価格だけで5〜6千円/個と言われています。
室内を自然光で明るくすることが出来る商品があると聞きました。
屋根に採光用の天窓を取り付けることで太陽の光を室内に取り入れることが可能です。
専用の天窓材から、瓦と同じ形状のガラス瓦を取り付けるものまであります。
ガラス瓦による最高は屋根の美観を損なわないと言う利点もあります。
リフォームでは屋根下地をカットし、開口部を設ける必要があります。材料価格はJ形のガラス瓦で一枚約3000円。下地ユニット込み8枚セットで材料代金は約5万3千円(いずれも工事費別)と言われています。
ソーラー(太陽光発電)システムの取り付けは誰に頼めばいいのですか?
ソーラーシステムは様々なメーカーが製品を販売しておりますが、製品本体を屋根へ取り付ける工事は屋根工事店が行う場合が増えています。
システムの取り付け工事を行う屋根工事店は、システムメーカーの講習などを受けていますので安心です。
なお電気系統の工事はこれとは別に電気工事者のてを借りることがあります。国や自治体の優遇措置を受けられる可能性もありますので、取り扱い工事店に相談して下さい。
材料代を含めた既築屋根への工事代金は発電量3KWのシステムで450万円程度と言われております。瓦そのものがソーラーパネルになっているタイプもあります。
瓦塗装の診断
屋根のリフォームのついでに外壁のリフォームも行いたいのですが。
屋根工事店に相談して下さい。屋根と同じ外回りであるため、最近では窯業系サイディングの外壁工事を取り入れる屋根工事店は少なくありません。
また、自社で外壁工事の専門部署が無い工事店でも、知り合いの業者を紹介することができます。